SEO対策 2026年03月25日

AIで提案書・企画書を自動作成する方法|おすすめツール5選と活用のコツ

MIP編集部

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株式会社MIPのマーケティング専門チームです。デジタルマーケティング業界で5年以上の実務経験を持つ専門家が、実践的で価値のある情報をお届けしています。SEO、広告運用、コンテンツマーケティングの分野で数多くの企業様の成果向上をサポートし、その知見を記事として発信しています。

マーケティング専門家 実務経験5年以上 コンサルティング実績多数

提案書・企画書の作成、毎回時間をかけすぎていませんか?

提案書や企画書の作成は、ビジネスパーソンにとって重要でありながら、最も時間がかかる業務の1つです。情報収集、構成設計、文章作成、デザイン調整——すべてを1人でこなすと、1本の提案書に丸1日かかることもあります。

この記事では、AIを使って提案書・企画書の作成を効率化する方法と、おすすめのツール5選を紹介します。AIに任せるべき部分と人間が判断すべき部分を明確にし、品質を落とさず工数を削減する実践ノウハウをお伝えします。

AI提案書作成の基本ワークフロー

4ステップで完成させる

  • ステップ1:構成案の生成 — テーマと目的をAIに伝え、目次・構成を提案させる
  • ステップ2:各セクションの文章生成 — セクションごとにプロンプトで文章を生成
  • ステップ3:データ・図表の挿入 — 市場データやグラフはAIに下書きさせ、人間が検証
  • ステップ4:デザイン・体裁の調整 — AI対応のスライドツールで自動レイアウト

AIに渡すべきインプット情報

情報項目 内容 精度への影響
提案先の企業情報 業種・規模・課題 ★★★(最重要)
提案の目的・ゴール 受注・承認・予算獲得など ★★★
自社の強み・実績 過去事例・差別化ポイント ★★☆
予算・スケジュール 概算費用・実施期間 ★★☆
想定される反論 先方が懸念しそうなポイント ★☆☆

提案書作成に使えるAIツール5選

1. ChatGPT(GPT-4o)

最も汎用的なAIツールです。構成案の生成、各セクションの文章作成、市場データの要約まで幅広く対応できます。Advanced Data Analysis機能を使えば、アップロードしたデータからグラフも生成可能です。

  • 得意分野:文章生成、構成設計、データ分析
  • 費用:無料版あり、Plus版月額20ドル
  • おすすめの使い方:構成案〜文章生成のメインエンジンとして

2. Gamma

プロンプトからスライド形式のプレゼン資料を自動生成するAIツールです。テキストベースの提案書をビジュアルなスライドに変換する際に特に力を発揮します。

  • 得意分野:スライドの自動レイアウト・デザイン
  • 費用:無料プランあり、Proプラン月額10ドル
  • おすすめの使い方:ChatGPTで作った構成・文章をスライド化する工程で

3. Beautiful.ai

AIがスライドのレイアウトを自動調整してくれるプレゼンツールです。コンテンツを入力するだけで、プロフェッショナルなデザインのスライドが完成します。

  • 得意分野:デザイン品質の自動最適化
  • 費用:月額12ドル〜
  • おすすめの使い方:デザインにこだわりたい外部向け提案書で

4. Notion AI

Notionのドキュメント内でAIを活用できます。企画書の下書き、ブレインストーミング、議事録からのアクションアイテム抽出など、ドキュメントワーク全般に活用できます。

  • 得意分野:社内向け企画書・ドキュメント作成
  • 費用:月額10ドル(Notion AIアドオン)
  • おすすめの使い方:社内承認用の企画書や議事録ベースの提案書で

5. Claude

Anthropic社のAIアシスタントです。長文の処理能力が高く、複雑な提案書の構成設計や、大量のインプット情報を踏まえた文章生成に優れています。

  • 得意分野:長文生成、複雑な論理構成、大量データの要約
  • 費用:無料版あり、Pro版月額20ドル
  • おすすめの使い方:複雑な案件の提案書や、RFP回答書など情報量が多い資料で

提案書の構成案を生成するプロンプト実例

新規サービス提案の構成案プロンプト

「以下の条件で、クライアント向け提案書の構成案を作成してください。提案先:[業種・企業規模]。提案内容:[Webマーケティング支援]。先方の課題:[EC売上の伸び悩み]。提案のゴール:[月額50万円の運用代行契約の受注]。構成は10〜15スライドで、各スライドのタイトルと盛り込むべき内容を箇条書きで。」

社内企画書の構成案プロンプト

「以下の条件で、社内承認用の企画書構成案を作成してください。企画内容:[社内AI活用推進プロジェクト]。目的:[全社の業務効率化]。必要予算:[年間500万円]。想定される経営陣の懸念:[ROIの不透明さ、情報漏洩リスク]。A4で5〜8ページの構成で。」

AI提案書のクオリティを上げる5つのテクニック

テクニック1:ペルソナを明確にする

「この提案書を読むのは、IT企業のマーケティング部長(40代・デジタルマーケに詳しい)です」のように、読者を具体化するとAIの出力精度が上がります。

テクニック2:反論への先回りを組み込む

「先方が想定する反論(コストが高い、他社でも同じことができる)への回答セクションを含めてください」と指示することで、説得力のある提案書になります。

テクニック3:数値エビデンスを指定する

「各主張には必ず数値的な根拠を1つ以上含めてください。社内データがない場合は、業界平均や公開統計データを引用」と制約をかけましょう。

テクニック4:サマリーを先に出力させる

エグゼクティブサマリーを最初に生成し、それをベースに各セクションを展開させることで、全体の一貫性が保たれます。

テクニック5:複数バージョンを生成して比較

同じ内容でトーンや構成を変えた2〜3パターンを生成させ、最も効果的なものを選ぶ方法も有効です。

まとめ

AIを活用した提案書・企画書の作成は、構成設計から文章生成、スライドデザインまで幅広い工程を効率化できます。ChatGPTで構成と文章を作り、GammaやBeautiful.aiでスライド化するという組み合わせが、現時点で最もコストパフォーマンスの高いワークフローです。

ただし、AIが生成した内容をそのまま使うのは禁物です。提案先の固有の事情、社内のポリシー、数値の正確性は必ず人間が確認してください。AIを「高速な下書きエンジン」として使いこなすことで、提案書作成にかかる時間を半分以下にしながら、品質を維持できるようになります。

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