広告運用 2026年03月05日

リスティング広告の代理店手数料はいくら?料金体系別の相場と選び方

MIP編集部

この記事を書いた人

株式会社MIPのマーケティング専門チームです。デジタルマーケティング業界で5年以上の実務経験を持つ専門家が、実践的で価値のある情報をお届けしています。SEO、広告運用、コンテンツマーケティングの分野で数多くの企業様の成果向上をサポートし、その知見を記事として発信しています。

マーケティング専門家 実務経験5年以上 コンサルティング実績多数

リスティング広告の運用を代理店に依頼する際、最も気になるのが手数料の相場です。「広告費の20%が相場」と聞いたことがあるかもしれませんが、実際には料金体系は多様で、代理店ごとに大きく異なります。

この記事では、リスティング広告代理店の主な料金体系と相場感を整理し、自社に合った代理店の選び方を解説します。

リスティング広告代理店の3つの料金体系

1. 広告費連動型(パーセンテージ型)

最も一般的な料金体系です。月額の広告費に対して一定の割合を手数料として支払います。

  • 相場:広告費の15〜25%(20%が最多)
  • メリット:広告費が少ないうちは手数料も安い
  • デメリット:広告費が増えると手数料も比例して増える

たとえば月額広告費100万円の場合、手数料20%で月20万円。年間では240万円になります。

2. 固定報酬型(月額定額型)

広告費の額に関係なく、毎月一定額を支払う方式です。

  • 相場:月額5万〜50万円(運用規模・サービス範囲による)
  • メリット:広告費を増やしても手数料が変わらない
  • デメリット:広告費が少ない時期でも同額を支払う

3. 成果報酬型

コンバージョン数やCPAに連動して手数料が変動する方式です。

  • 相場:CV1件あたり数千円〜数万円、またはCPA目標の30〜50%
  • メリット:成果が出なければ費用が抑えられる
  • デメリット:成果の定義(CVポイント)を巡ってトラブルになりやすい

料金体系別の詳細比較表

広告費別の手数料シミュレーション

月額広告費 連動型(20%) 固定型 成果報酬型(CPA 1万円・月20CV想定)
30万円 6万円 10〜15万円 20万円
50万円 10万円 10〜15万円 20万円
100万円 20万円 15〜25万円 20万円
300万円 60万円 20〜40万円 20万円
500万円 100万円 30〜50万円 20万円

広告費が大きくなるほど、固定報酬型や成果報酬型の方が割安になる傾向があります。

初期費用の相場

多くの代理店では、初回のアカウント設計・キーワード選定・広告文作成に対して初期費用を請求します。

  • 無料:一部の代理店(最低契約期間6ヶ月以上が条件のケースが多い)
  • 3〜10万円:一般的な相場
  • 10〜30万円:LP制作込みのパッケージ

手数料以外にかかる費用

見落としがちな追加コスト

手数料以外に以下の費用が発生する場合があります。契約前に必ず確認しましょう。

  • レポート作成費:月額1〜3万円(手数料に含まれない場合)
  • LP制作・修正費:1ページあたり10〜50万円
  • バナー制作費:1枚あたり3,000〜1万円
  • ツール利用料:競合分析ツールや入札自動化ツールの費用
  • コンサルティング費:戦略立案が別途料金の場合

最低手数料に注意

広告費連動型の代理店でも、最低手数料を設定しているケースが多いです。「広告費の20%だが最低5万円」という場合、広告費が20万円以下では実質的な手数料率が20%を超えます。

自社に合った料金体系の選び方

予算規模別のおすすめ

月額広告費 おすすめの料金体系 理由
10〜30万円 広告費連動型 手数料が低く抑えられる
30〜100万円 広告費連動型 or 固定型 固定型なら増額時もコスト安定
100万円以上 固定報酬型 連動型では手数料負担が大きくなる

「安さ」だけで選ぶリスク

手数料が安い代理店が悪いわけではありませんが、極端に安い場合は注意が必要です。1人の運用者が50〜100アカウントを担当している、レポートがテンプレートのコピーペーストだけ、といった状況では成果は期待できません。

【実践事例】MIPの料金体系と支援成果

製造業BtoB企業の広告費最適化事例

MIPが支援した製造業のBtoB企業が、代理店の料金体系を見直して成果を改善した事例です。

項目 内容
業種 精密部品製造業(従業員80名)
月額広告費 150万円
以前の代理店 広告費連動型20%(手数料月30万円)、改善提案が少ない
MIPへ切り替え後 固定報酬型で手数料月18万円+積極的な改善提案
成果(4ヶ月後) 手数料▲年間144万円削減、CV数1.6倍、CPA 31%改善

料金体系を変えるだけでなく、浮いたコストを広告費に再投資し、さらにCVを拡大するサイクルを構築しました。

代理店手数料の交渉テクニック

交渉可能なポイント

代理店の手数料は必ずしも固定ではなく、交渉の余地がある場合もあります。

  • 長期契約を条件に料率を下げる:1年契約で18%にするなど
  • 広告費の増額予定を伝える:スケール見込みがあればディスカウント対象になりやすい
  • 不要なサービスを外す:月次MTGやレポートのカスタマイズを簡素化
  • 複数媒体をまとめて依頼する:Google + Yahoo! + SNSをセットで料率交渉

まとめ

リスティング広告の代理店手数料は、料金体系によって大きく異なります。広告費連動型(20%前後)が最も一般的ですが、広告費が大きくなるほど固定報酬型が有利になります。

手数料の安さだけで選ぶのではなく、運用体制・提案力・レポートの質を総合的に評価し、コストパフォーマンスの高い代理店を選びましょう。まずは3社以上の見積もりを比較することをおすすめします。

マーケティングの運用でお困りですか?

当社の専門チームが、あなたのビジネスに最適な戦略をご提案いたします。

無料相談を申し込む